東京都中学校清和会の最新のお知らせや行事予定を配信いたします。

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会長挨拶

会長挨拶

令和5年1月、コロナ禍の厳しい社会状況の中で、東京都中学校清和会、創立五十周年記念式典を滞りなく遂げられた金子弘樹会長の後を引き継ぎ、5月27日に行われた総会において、新会長として選任、ご承認をいただきました。微力ではございますが、新役員と共に、本会のさらなる発展に尽力する所存でございます。会員の皆様のご協力はもとより、諸先輩方、関係諸団体の皆様のご指導、ご鞭撻を賜りますよう、お願い申し上げます。
さて、本会は、昭和47年5月に結成準備委員会を立ち上げ、翌年1月に総会を開催し、「清く和やか」との思いの元で東京都中学校清和会としての活動が始まりました。昨年、新型コロナウイルス感染症の流行も予断を許さない中でしたが、最大限の対策を講じながら創立五十周年記念式典を滞りなく執り行いました。その時々の直面するさまざまな教育課題に対峙しながら、東京都の中学校教育の充実・発展に寄与してきた半世紀に思いを馳せると、これからの時代の変化を見据えながら今を大事に生きよとのメッセージを感じます。そのような意味においても、多くの関係の皆様とともに節目を迎えられたことは、「コロナ後」という新たな局面に向かう推進力を得る機会となりました。
5月には、新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置付けが5類感染症になりました。全国一斉の臨時休業に象徴されるように、あらゆる教育活動が止まったことで、1つ1つの意味を考える機会にもなったことと思います。コロナ禍後の教育活動が本格的に再開できる年といえる本年度、「不易・流行」といわれるように、変わらない本質的なものを大切にしながらも新しい変化も取り入れるよい機会になると考えます。また、今年の3月には、中央教育審議会から「次期教育振興基本計画(答申)」が示されました。このコンセプトが、「2040年以降の社会を見据えた持続可能な社会の創り手の育成」であることからも、校長として社会や時代の変化に対応すべく、情報を的確に整理・判断しながら予測困難な時代における教育の方向性を捉え、リーダーシップを発揮して組織力を生かしながら学校経営を推進していくことが求められます。本会は、活動方針である「政策の清和」、「研修の清和」、「行動の清和」の実践を推進し、管理職としての資質・能力の向上、管理職候補の人材発掘と人材育成、さらに10年先を見据えて若い人材の長期的な育成にも積極的に取り組んで参ります。
皆様のお力添えをよろしくお願い申し上げます。

令和5年6月吉日
第36代会長 福沢俊之
(台東区立御徒町台東中学校)

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